聞けるとき聞けないとき

帰宅時は頭がダメダメなので、クールダウンする音を聞くことが多い。部屋から何枚か見繕って車に入る。しかしそれでもぜんぜん聞けないこともある。音無しで運転すればいいじゃん、との答えもあるはずなのに気付けず、何が良いんだろうと際限なく何枚も入れ替えたりして余計に混乱することもあるのだ。

あーもーダメかなと思ったところで、ヤン・ガルバレクの「黙示録」で何とかおさまった。別に彼の音が“癒し”云々ということは考えていない(もともとそういう言葉は好きではない)。クールダウン出来るときもあるし、出来ないときもある。むしろかなり向き合って聞かないと緊張感に負けることもある。先日はたまたま彼のが障らずずっと耳に入った。

黙示録

黙示録



しっかり寝た翌朝は、昨晩のことがウソのように元気な音が聞きたくなる。だから出勤時はジョニー・グリフィンの「ザ・リトル・ジャイアント」が素直にチョイスされた。ts、tp、tbの三管に加え、ピアノがウィントン・ケリー。でもプロデューサーの【  】(名前ど忘れ)の曲#1、#2とあともう1曲がとても良いんだよね。いかにもハードバップらしくてセクステットを活かしているような。
彼の「ブローイング・セッション」だって聞けたかもしれない。*1

ザ・リトル・ジャイアント

ザ・リトル・ジャイアント



今日はこれから帰宅。
アルボ・ペルトの「アリーナ」を持って行こうと思う。手持ちの中でもかなり音数の少ないほうにあたる。

ペルト: アリーナ

ペルト: アリーナ

  • アーティスト: ペルト,スピヴァコフ(ウラディーミル),モルター(アレクサンダー),シュヴァルク(ディートマール),ベズロードヌイ(セルゲイ)
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  • 発売日: 2000/02/23
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*1:こういう日は仕上げにアヴリル・ラヴィーンで駐車場に着くこともある