ジョン・レノン・ミュージアム
さいたま新都心へ出張。
会が終わって、また仕事が増えたなあと建物から出ると、目の前に大きなジョン・レノンの写真。それで同僚の准教授とともにジョン・レノン・ミュージアムへと足を運ぶ。さいたまスタジアムは何もイベントがなかったので、というか、静かなもの。入館者はわずかだった。
近いとなかなか行かないものだという典型かもしれない。行ってみたいと思いつつ、機会もなかった。
特に私自身が入れ込んでいたわけではないが、周囲にはビートルズ好きはいた。そんな程度であっても、彼の生涯をずっと辿ると何かしら思うものはある。彼の亡くなった日の翌日に、高校で彼の死について少し記憶に残ることがあったのだということも、久しぶりに思い出した。
こんな近くに、これほどのものが展示されているのかと、驚かされる。始めて買ったギターから、通称ベッド・イン・ギターまで、ずっとここにあるなんて。サージェント・ペパーズのときの衣装(黄色いミリタリー)や、「イマジン」の草稿まである(さすがに痛みを恐れてかレプリカ展示だったけど)。
- ジョン・レノン Wikipedia(中程に彼の使用した楽器紹介あり)
ジョンの生きてきた時間をゆっくりと歩くと、そこにはオノ・ヨーコの作品もある。あの有名なというか、“Yes”も(そのままではないが)ちょっと体験できたりするのが面白い。
でもなんだか個人的に印象に残ったのは、やはり幼少期の親との間にあった辛い出来事と、それから永住権取得後の日本滞在、そしてショーンの子育てをしていた主夫時代だった。
彼の音楽には人並み程度にしか親しんでこなかった私があれこれ書くのはおこがましいな。これくらいにしておこう。
最後はゆっくりと、心の中で Beautiful Boy を口ずさみながらミュージアムを出た。
- アーティスト: ジョン・レノン,ザ・ビートルズ,プラスティック・オノ・バンド,フラックス・フィドラース
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/07/12
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