卒業生が久々に来室

先日分のストックネタ。


午前中に“今日そっちに行くのですが、在室してますか?”とメールで問い合わせが来た。8年ほど前の卒業生からだ。

研究室ではなく、担任していたクラスの学生。うちの大学はクラス担任制をとっており、その頃の人間学類(現人間学群)は20名で1クラスとなり、6クラスまであった。つまり1学年120名定員。そしてこのクラスはずっと4年間の受け持ちとなる。
今日来た彼女のクラスは、実は私が初めて担任となったクラスでもある。現在は3回目のクラス担任の1年目。今でこそある程度見通しも立つが、その頃はずいぶんとたいへんだったように記憶している。

たまたま彼女のパートナーがうちの研究室で卒論を書いたことも重なり、結婚式で挨拶もさせていただいている。そういう意味では思い出深い人でもある。
 
その人が突然に来校。パートナーの用向きがたまたまこちら方面だったので、どうせならばと子どもも一緒に来たのだそうだ。ついででも刺身のつまでも何でも良いから、ひょいと顔を出してくれるというのはそれだけで嬉しいものだった。


午後、その卒業生が2人の子どもとともに顔を出す。その前に探しておいた手近なDVDを示す。大人同士で話しているのは子どもにとって退屈な時間だろうから、アニメでご勘弁いただこうという趣旨である。大きなお友だち用ではないものというと限られるが、1〜2あった。
手元には、細田守出世作ということで『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』、それからドラえもんの中で印象深い作ということで『のび太結婚前夜』などがあった。じゃ、ドラえもんのパッケージから「少年山賊団」「ザ・ドラえもんズ」の部分をお見せしましょうということになる。小さい子どもに「結婚前夜」はわかりにくいでしょうしね。*1


自身は歳をとったと言っていたが、いやそうでもないよとか、そんな言葉も交わしながら懐かしい話をあれこれと。相変わらず漫画がいっぱいですねとか。まあそれはそうです。
それから子育ての話や喘息のこと、本務でこちらにはおいでになれないご主人の話とか。


いずれにしても、わざわざご来室ありがとうございました。

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その後は夕刻に会議をはしご、それから査読で返ってきた論文の検討会などで、気づくと既に9時近くになっていた。

*1:後で聞いたところ、本当はアンパンマンが最適だったらしかった。残念、それは持ってませんでした。