車検をとおす

自家用車の車検が3月だったので、9日に入れて16日に引き取る。ホンダストリーム(2.0L)の初代をずっと乗っている。平成13年からだから7年目か。でも既に12万kmを超えた。自宅と大学の間が50km弱だから、そうもなるわな。もう下取りだって値段がつかないだろう。車検代が締めて17万円。実はそれにバッテリーやオイルの交換が加わるので、20万円近くになる。取り回しの上手な人ならもうさっさと乗り換えているのだろうか。でも私はやりくりがてんで下手なので、ぐずぐずともう少し乗ると思う。

車検に出している間、代車で軽自動車に乗った。エンジンが一所懸命で回り、その音が大きく響く。ハンドルのという意味ではなく、何となく遊びの余裕はない感じがする。しかし機械に乗ってるんだなという感じをひしと肌に感じて、好感を持つというか思いがけず楽しんで乗っていた。


学生の頃に友人から安く譲り受けた中古の軽自動車が最初だった。そこから安いのばかり乗り換えていた。私はあまり自動車に欲が無く、小さい頃にあこがれていたのがカリーナだったので、いつかはクラウンではなくカリーナに乗りたいと思っていた。
それを就職して少しして、中古だがカリーナに乗った。そのときに自家用車の上昇志向はある程度満たされてしまった気がする。その先はどちらかというと家族の都合によって替えてきたというほうが合っている。今のだって、家族全員が乗れる車として何を選ぶか、がテーマだった。


子どもたちももはや大きくなった。この前に5人一緒に乗ったのはいつだったか。今やほとんど私の通勤車だし、また千葉県内をあちこち回るのに重宝させてもらっている。しかしやはり足回りにそれなりの余裕があるので、乗っていて快適ではあると思う(親の乗っていた3ナンバーのほうがもちろんゆったりしてたけど)。ところがずっと乗っていると、その快適さを感じなくなってくるんだから始末に負えない。

今回再び軽自動車に乗って、自分がどう感じるかなと思っていたのだけれど、あ、これでもいいかなと思った。同じようにアクセルを踏んでも80km/hくらいしか出ないというのは、悪くない。スピードで他者と意地を張らなくて良い。
次に乗る車は、軽自動車まで行かなくとも、たぶんもっと小さいのにするような気がする。


まあ、大きければそれだけ疲れないというのも分かるのだけれど。