障害者条約が来月発効 20カ国批准、差別を禁止

勉強不足でこれの論評能力はないのだけれど、メモあるいは紹介として。


以下は記事の全文。

障害者条約が来月発効 20カ国批准、差別を禁止


 【ニューヨーク3日共同】世界に6億5000万人いるとされる障害者への差別を禁止し、健常者と同様の権利を保障する「障害者権利条約」は3日、エクアドルが同日批准したことで、発効条件である計20カ国の批准を満たした。規定に従って、30日後の5月3日に発効する。


 国連の潘基文事務総長は「障害者が直面している社会的な差別や政治参加の機会の欠如などをなくすための有力な手段だ」と条約の意義を強調する声明を発表、国連の全加盟国に早期の批准を求めた。


 2006年12月の国連総会で採択された条約は全50条で、目的として「障害者がすべての人権、基本的自由を享受できるよう促進、保護すること」をうたった。締約国に対して、障害者の権利実現のために必要な立法・行政措置を取るよう定めた上、建物や交通機関へのアクセス、教育、就職など、さまざまな面で差別が生じないよう義務付けている。


2008年4月4日 10時54分 東京新聞


何かを主張する際の根拠のひとつとなりうる点は良いことだろう。
もちろん、というか、これに批准した国がすべて同等に権利保障されるかというとそうでもなく、ここからまた各国の取り組みが進められなければならないわけで。