その後の腕時計
形見分けで戴いた時計については以前に記した。
→腕時計(misc., 2007/08/04)
結局付けなくなるのかしらとも思っていたのだが(自分を信用していない)、案外と定着してきているようだ。
先日、とうとう時計のベルトが切れて使えなくなった。時計を戴いた時点で既にかなり使い込まれており、一部切れかかっているところがあった。それが切れた。
ベルトの買い換えについてはデパートに2店ある時計屋のうち、安いほうに行った。前回(電池交換のとき)は時計本体を見せて案内係に店を聞いたところが、高い店を教えられた。でも私の給料ではあまり縁がない店だ。
いらっしゃいませ、どうされました。
ベルトを、そうですね、汗をあまりかかないもの、あるいは汗をかいても大丈夫なものはありませんか。
幾つか出してくれたのは、肌との接触面がメッシュになっているタイプだった。
色は黒系、茶系でいくつかあった。考えた末に茶系を買った。少し若い感じになった。
妻に見せると、その時計ならば黒ではないかと言われた。あなたの年齢ならば黒でしょうとも言われた。私もそう思ったし、切れたベルトも黒だった。素直に黒にしておけば良かったのだが、少し思い切りがあって敢えて茶にした。
自分の時計になったことを自分で理解したかったのだと思う。
固かったベルトが、少し馴染んできたところである。