野崎・徳村2006「消費者のための法学」

事例紹介とそこで関係する法律の説明が記載される。レイアウトやデザインはこのシリーズと同じでテキスト的な素っ気なさがあるが、この辺りに関心を持っていて勉強したいという人には面白いかもしれない。
事例紹介編の「根っこを見よう」は現場の徳村氏が、法律説明編の「法の見方・考え方」は野崎氏が書いている。


私は法学の基礎もないし消費関係も聞きかじっているだけなので、関連事項は知っていてもきちんと勉強しているわけではない。そういう人が読むと、事例と法律がつながって地力が付くかも。

文字が小さくてたくさん書いてあるけど、思ったよりも読みやすいように思える。*1
 

*1:野崎氏の「さき」は、“大”の部分が“立”;上手く表示されないので大にした