第20回社会福祉士国家試験・介護福祉士国家試験の合格発表

本日13時に発表され、また社団法人日本社会福祉士養成校協会のウェブページにも掲載されたのでこれを紹介する。*1


まず、社会福祉士について。
受験者数45,324名、合格者13,865名、合格率30.6%とのことである。例年30%弱であったことから、少し高めながらほぼ同じというところか。

ほか、合格基準(総得点の6割の正答に補正を加味)、正答、学校別合格率などの資料が掲載されている。


次に介護福祉士について。
受験者数142,765名、合格者73,302名、合格率51.3%。これも例年とほぼ同じ。


ただ、受験者数と合格者数の経年変化を見てみると気になるデータとなっている。すなわち、社会福祉士は前回と比べて受験者数約300人増、合格者数約1,500人増であり、受験者数はこれまでの勢いがなくなっているものの増加という結果となった。(また合格者数は合格率の増加分だけ右肩上がり)
いっぽう介護福祉士については受験者数約3,200人減、合格者数約300人減であり、昨年がピークとなっている。合格者数は減少した年もあったので初めてではないが、受験者数が減ったのは、初期(第1回〜第4回)を除けば初めてということになる。ただし次回どうなるかはわからないので、末端の教員ごときがあれこれ言うのは止めておく。たぶん誰か他の人が言うでしょう。

*1:うちが社会福祉士養成課程を持っているので。現在加盟申請中だったかと。