「絶対可憐チルドレン」放映スタート

明日、別のネタを出すので、その前にこれを忘れてませんよという意味で少し書き込み。


作者ブログでこのところ毎日書き込みがあり、期待のほどが語られている。第1回オンエアに対してもコメントが出ていた。


その他、ファンサイトの感想なども少し見てみる。やはりあれこれ書いてある。私は概ねOKな感想。以前も書いたが、私は椎名高志氏の少年漫画に対するラインの引き方というか態度に信頼を置いているので、そのラインが踏襲されていればアニメーションでも悪い評価にはならない。


ただ、明石薫のCV(平野綾)はどうしても涼宮ハルヒとぶつかって困る。もうちょっと男の子っぽいというか、ガキっぽい声質でも良かったんじゃないかなと思ったりもするが、そのうち慣れるかなあ。


OPに文句付けている感想がどこかにあったが、私はアレ、○です。昨今の流行のポップな歌い手(アーティストって絶対書かない)にやって欲しかったりしたんだろうか。それともネギま!?のセン狙いとか、あるいはエウレカセブンみたいな水準まで求めてたんだろうか。
でもさ、本作の主人公は10歳だからね。
若い人は子どもの声で“イェイ ゼッタイ ダイタ〜ン”とか、半ば棒読みのように“We can try over the future world”とか叫ぶのは戸惑うのかもしれないけど、でも面白いと思うよ。野上葵が“最大”のところでする仕草とか。いいリズム。


さっきも書いたように、作者は子どもに対する肯定があるから、皆本光一がレベル7の三宮紫穂に躊躇無く手を差し出せるところにもつながるし、この物語と設定を説明できている。このところ少年誌の漫画であっても、世間の皮相的な流れに従って携帯小説のような悲惨で感覚を刺激する登場人物の回し方をするようになってきているが、しかしこの作者はそうならない。良い意味きちんと少年誌的だと思う。


このアニメーションの消費者、ターゲットはどの辺にあるのだろう。できれば上手くヒットして欲しいと思うのだが、こればっかりは私は何とも分からない。


(参考)