Someday's Dreamers

前作の原作である本書を、久しぶりに引っ張り出して読み直してしまった。


人の思いを大切にする、その気持ちで魔法を使うというアイディアは、他にもいろいろあることだろう。でも私はこれを読んでいると、むかし読んだFadeOutを思い出す。

Fade out 1 (サンデーGXコミックス)

Fade out 1 (サンデーGXコミックス)


これも思いをベースとした物語だった。人を想う力を源泉とする霊力の話。
以前に少しだけコメントしたことがあった。


それはそうと、この『魔法遣い…』シリーズのヒロインの名前は、ちょっと面白いんだよね。

『Someday's Dreamers』が菊池ユメ。
『太陽と風の坂道』が松尾ナミ。
そして『夏のソラ』が鈴木ソラ。

名前がカタカナ2文字というだけではない。あるようなないような、古いような新しいような、ありふれたようなそうでもないような、そんな感覚がある。


で、ソラの単行本も出たとのこと。