「ささめきこと」ほか百合は違和感がない

アニメのほうは次第に百合ものが出てきた。それとマンガのほうでは女性の野球ものが増えてきているなとの感想。アニメだと以前の水原勇気だけだった時代からすると、新しい時代になりつつあるのかなー。「プリンセスナイン如月女子高野球部」はそりゃ無理だろと思う点もあるにせよ悪くなかった。最近だと「大正野球娘。」は好みが分かれそうだけど、基本的に大正など近代の女性の語りや書生気質は好きなので、私はOK。本屋を巡ると他にも2〜3作品は目に付く。*1

wikipedia:水原勇気
wikipedia:プリンセスナイン如月女子高野球部
wikipedia:大正野球娘。


脱線を戻して。
百合ものは嫌いじゃない。BLは受け付けないけど。
ハードなのは読んでませんが、ひとまずちまたに出回ってきたヤツとかは楽しんでる。

かずまこをとか、志村貴子とか読みやすいし。気持ちの細やかさや一途さが素直に表現されているから入り込めるのかなと思う。


いけだたかしは別枠。
彼は最初の単行本である「FADEOUT」が好きで、第2巻出ないかなーと思ってずっと待ってたんだが(無理と思いつつ出版社にメールもしたし、珍しく閲覧用と保管用を持ってたりする。応援のためについ追加購入したくなったりもするが、しかし古書店から買ってもあまり意味がないか)、その後落語協会の企画に載ったりとかあれこれしてたらしい。(おゆいも買いました。応援のつもりで)
それで単発で描いた「ささめきこと」が受けて連載化され、あれよあれよと第4巻まで。この秋にはアニメにもなるし。


笑わせ方も泣かせ方も気に入ってる。
「蛇足」という各回の終わりに付け足す1ページも効いてるなと思うことがある。えと、「エマ」のSequelみたいなやつ。長歌の最後に付ける反歌みたいな感じで。

アニメの公式ページはこちら。いけださんの絵はアニメにするとすっきりと綺麗になるんだね。風間汐の絵がまとまりすぎている感じはあるけど、ストーリーの中でバタバタしているうちに納まってくるんだろうな。

ささめきこと(公式)


脚本に倉田英之。「R.O.D」「かみちゅ!」とか良かった人。期待してる。(いや、RODは未だに私のかなり上位なんで。カウボーイビバップとかと競って)


時間がないのであまり深いところまでは書かないで仕事に移ることにする。同じ理由で「イヴの時間act05」も感想書けないなあ、今までせっかく書き続けてきたんだけど。思いつくままに書き殴って、またしばらくブログはお預けかも。*2


ささめきこと 1 (MFコミックス アライブシリーズ)

ささめきこと 1 (MFコミックス アライブシリーズ)

ささめきこと 2 (MFコミックス アライブシリーズ)

ささめきこと 2 (MFコミックス アライブシリーズ)

ささめきこと 3 (MFコミックス アライブシリーズ)

ささめきこと 3 (MFコミックス アライブシリーズ)

ささめきこと 4 (MFコミックス アライブシリーズ)

ささめきこと 4 (MFコミックス アライブシリーズ)


 

*1:お金さえあれば買いたいんだけど

*2:イヴの時間」の世界と瀬名秀明の「ハル」の世界との違いがなんだか奇妙に面白くてね。そんなことをモヤモヤ考えていたりする。