Firefox3.5更新時にZotero導入

最近調子が悪かったこととかも振り返りたいだけど、上手く書けないので書かないことにする。いろいろご迷惑をおかけしました。あるいはし続けていてすいません。現在は自分で意図的に活動量を上げている感じ。ブログに詰まらないネタを上げ始めたのもその一環かと。


先日、Firefoxが3.5に上がった。当日対応するにはちょっと躊躇いがあった。add-on のひとつである Scrapbook が3.5対応になっていなかったからだ。ウェブページをそのまま保存(スナップショット)してくれるこのツールには随分とお世話になって、かなりデータをため込んでいた。オフラインでも必要なページを提示できるので、授業やプレゼンでもときどき活用していた。だから Scrapbook が使えなくなるのは困るなあと思った。(※2009年7月11日の段階で3.5対応となった。私としては使い分けどうしようかと悩み中。)


そこで同系統の他ツールを探したところ、Zotero に出会う。なんだこんなのが以前からあったのかと驚く。もうネタとしては遅きに失しているだろうか。しかし面白いので自分の整理のためにも書いておこう。


Zotero は既に有名なので、いろいろ検索して見ると良い。研究者等のネット上文献管理ツールとしては、Endnote よりも推奨する人もいるようだ。私はまだそこまで使い込んでいないがフリーにもかかわらずここまで便利とは大したものだ。それにもともとは Scrapbook的な使い方から始めているので、文献管理的な使い方はこれからだ。
そんなわけで、Firefox を3.5に上げることが出来た。


で、Zoteroだ。
例えば基本的な使い方としてはこちら。

雑誌論文の必要情報がアドレスバー右に出るアイコン(ボタン)ひとつで取り込まれる様子が示されている。


私の場合、例えば Journal of Applied Research in Intellectual Disabilities (JARID)なんかも Zotero に対応している。知的障害がある親の子育て関連もときどき掲載している雑誌だ。
最近はこの雑誌のページをRSSリーダーで確認して、面白そうならpdfで入手する(この雑誌は大学附属図書館で契約している)。そして Zotero でデータベースに落とす。そういう連携が可能となっている。


また、新聞記事やいろんなブログネタなども同じように保存できるのが Zotero の嬉しいところだ。Amazonの書籍ページを取り込むと、ページのキャプチャだけでなく、書籍の諸情報も整理されて保存されるのが面白い。


Firefoxを使っていないという人は、先ずは Firefox のインストールから。その後はここをみて、add-on の導入を。


保管だけではなく、タグ付けや関連づけなど行って整理していくことで、より深く活用できるようになるのだろう。また使い込むほどに個別の要求に応じたカスタマイズの可能性を求める人もいるだろう。今後は更に充実してくるのかもしれない。そうなったら有料化されるのかな。今のままでも結構面白いけど。
まだ全面的に文献データベースとして依存する気にはなれないのだけれど、将来的にも継続的にサポートしてくれそうなので、このまま使い続けてみる気にはなっている。