新校舎について、バリアフリー関係の協議

(以下、tweetに書いたものをコピペして手を加えたものです)
午前中、ずっと施設部と協議。某キャンパスの新校舎について、1年前に工事前にバリアフリーについて各項目のお願いをした。そして細かいところに着工する前の現在、どの程度お願いが受け入れられたかも含めて確認と話し合い。障害学生支援室の4名にて訪問。


1年前に提出したリストを双方で見ながら、ひとつひとつ確認。分厚い設計図ともにらめっこ。
大筋で組み入れられていることに感謝。もちろんこちらも特別仕様や無理難題をねじ込んだわけじゃない。ふつう。でも当たり前のことが当たり前に仕上がるようにするための努力は必要。バリアフリーの認識が一般にも業界にも広がってきている現在、トイレやエレベータなどを含めて新品はあまり注文を付ける必要がないものも多い。ただまだ気づけなかったり優先順位が低くて上手く盛り込めない、などもある。そういう流れの中では、意識的な連携というか相互の声の掛け合いのようなことがどれだけ実際に出来るだろうかが重要になってくるのかなと思う。

その場で出た懸案何点かは追って整理。


採点で行くと満点ではぜんぜん無いけど、そこそこ及第点はいけてるんじゃないか、のような気がする。たとえば玄関はフラットな設計で、スロープがどうこう言う必要がなくなった。障害者優先駐車場がエントランス横に来た。しかもひさしを付けて雨対策もした。大講義室での未対応分は改めて依頼した。同僚が指摘する弱視者への配慮事項は知らないことも多く勉強になった。


ところで開き戸ではなく引き戸にすると、どうしても防音の観点からは弱くなるのだそうだ。この辺りを解消した、防音も十分な引き戸はないのだろうか。あ、重くしちゃダメの条件も入るけど。


帰り際に別部署の方と立ち話で別件についてあれこれと。宿舎改修のこと、改修関連の写真をお借りしたいことなど。こうしたことをちょっとの時間で話せるようになったことも有り難い。