委員会に参加、ひとまずの区切り/成年後見法学会

昨日は日本成年後見法学会成年後見制度改善に関する委員会(のような名前)に参加。
今までの各委員の下案を委員長がとりまとめたので、これを集約的に議論する。問題を認識しつつも文言として書ききれない部分もあることは、どの提言でも同じだろう。悔しいながらも収めなければならない。そういったことも含めて検討。何点かの追加・修正の後に年度末前後には中間まとめとして発表されるらしい。学会内で意見を受けた後、最終報告とする手順であるとの説明を受ける。
個人的には追加・修正の宿題もいただいたが、ひとまず区切りが付いたということで、次回の委員会はかなり先となった。


提言に関する議論のすべてを私が理解しているわけではない。そういう意味では、ここに参加して自分の分からないところや曖昧な部分をクリアに出来るのは有り難かった。またいろんな意見や立場のぶつかり合いも興味深かった。


委員会終了後、一部分を共に手がけたメンバーと近所のコーヒー店でささやかな慰労会あるいは打ち上げ会。作業の途上成果としてメンバーの共著で書いた原稿の稿料を話し合いで私がいただいていたため、この会はすべて私持ち。お菓子類を少しだけ加えていただく。
その原稿とはこれのこと。

実例からみた身上監護の枠組みと運用(実践成年後見No.23)(その1)(misc., 2007-10-30)
実例からみた身上監護の枠組みと運用(実践成年後見No.23)(その2)(misc., 2007-10-31)
実例からみた身上監護の枠組みと運用(実践成年後見No.23)(その3)(misc., 2007-11-01)


その他の提言部分についても書き記しておきたいところだが、公的に発表されたわけではないから差し控える(いったん書いてみたんだけど)。
いずれ正式発表後に何かぶつぶつ書くかもしれない。また、個人的な意見としては、このblogや他の発表媒体を用いてコメントしたいと思う。