余計なお節介だったかもしれませんが

都内に出る。会議でお仕事を2つ戴いて帰る。静かにしてたのにぃ。


駅のプラットホームで地べた座りしている5年生くらいの男の子。電車に関心を向けているというわけではなさそう。顔を見ると困っているというふうでもないと思える。何もせず座っている。だから通り過ぎても良かったのだが、もしかして、との可能性を払えなかったので、きびすを返してその子の前にしゃがむ。


− こんにちは。
− こんにちは。

自閉の子どもっぽく、少し緊張感のある声。


− お名前は何ですか。
− わかりません。

あ、自己紹介するの忘れた。


− 帰り方分からなくて困ってる?
− 帰りません。

そこまで言うと、男の子は立ち上がって階段のところまで歩く。私とは離れる。
財布かじってる。拒否られたなあ。緊張感高めたみたい。そのまま見ているとさらに離れて自販機へ。Suicaで飲み物を買っていた。


大丈夫なんだなーと思って遠くで見ていたら、次の電車に乗ったようだった。


悪かったね。1人で移動中に楽しんでいたところを邪魔しちゃって。変なおじさんに声かけられて。こわいかも?
だからといって次回から声かけしないかっていうと、するけど。