高校生対象の公開講座

8/28〜29の2日間で高校生対象の公開講座を行う。今年のメインテーマは発達障害で、4名の教員が4つの講義を行う。加えて補助の方が大学生活について話したり、臨床ルームや研究室巡りをしたり。私は今回の世話役で、補助として短期雇用に就いてくれた学生2名と準備。とはいえ細かい段取りはみんな学生さんにお願いした。どうもありがとうございました。


私もひとコマ持った。昨日の書き込みで新ネタの準備と言っていたのはこれのこと。もちろん教育とか心理特性にみたいな話ではなく、青年期から成人期にわたっての暮らしや就労とその支援を中心に組む。もちろんまったくの新ネタということではなく、既存のネタの組み直しで多くを固めるのだが、しかしそれにしても高校生に何をどんなふうに伝えるかが明確にならないと、構成できない。頭の中の材料をどの一点に向かって集約させるか、でほとんどの時間を費やす。それは、うーん、イメージって言うのかな。伝えたいことがひと言決まるだけでよい場合もある。

決まってしまうとあとは実作業をバタバタと。これも軽視できないくらいに時間は食うのだけれど、気持ちはずっと楽。マンガで言うところのネームと描き込みの切り替えに似てるのかなとちょっと思ったけど、どうだろ。


ずっと授業みたいに聞くなんてたいへんじゃない? と参加者に聞いたら、いいえ、ずっと聞くのは高校でやっているし、それよりも知らなかったことがいろいろわかるのは面白い、とのお答え。あー、気を遣っていただいているのかしら。感謝。

途中でソフトドリンクをポケットマネーで進呈。それで気を楽にして受講してくださいって意味で。他にも大学のネーム入りのレポート用紙とか(こっちは予算で)。あ、そのまましまわないで保存用じゃなくて使ってくださいですけど。


今日はまた集中講義のお世話役。
その傍らで夕刻から自分の講演準備を行う予定。ってか、やらんとまずいから。
実ままだ、伝えたいひと言を絞りあぐねている段階。材料は既にあるからそれはまあ良いのだけど、どう組み合わせればオーディエンスに満足していただけるのかが定まらない。この状態で悩むこと数日。いえ、あと数時間ですからっ。*1

*1:ということでこのところ家族には迷惑かけてます