訃報

以前にクラス担任をしていた人の訃報に接し、驚いています。まだ30代になったばかりというのにと、どうも理解あるいは納得しかねる気持ちです。私は縁あって現在3回目の担任をしています。いずれも1〜4年をずっと受け持ちます。彼らは最初のクラス担任の学生でした。私が大学教員になってまだ訳の分からない時代に出会ったクラスなので、それなりに思い入れもありました。いずれも卒業後にそれぞれの領域で活躍していたことでしょう。今となってはあまり連絡の取れる人もいませんが、それがこうした際に互いの連絡先を知り、電話やメールでやりとりをするのは複雑な気持ちです。


昨日も、米国在住の人から電話がありました。私が帰宅しようとしていた間際に電話があって取ったところが、その人でした。“さっき**さんからメールがあって知りました。誰かに話をしたくなって、でも昔のデータなので繋がるかどうか分からずに。でも大学の電話なら変わってないだろうと思ったんですが、すぐにとってもらえるとは思いませんでした…”


こういう機会もこれから多くなるのでしょうか。しかし年齢の若い人の訃報はどうも慣れません。
明日の通夜に参列させていただくつもりです。