障害学生の就職活動(支援)もそういう季節

以下、大学生の話です。
 
昨日は午前に障害者の求人で企業の人事担当者と話をする。誰かいないかということではなく、今後どうしていったらよいかなど。また別会社からもアクセスがあった。やはりそういう時期なのだ。
午後はキャリア支援室や就職課の方々と、障害学生の就職支援について協働戦線を促進するためのWG。そこで、京都って一定区画内にいろんな大学があって連携とれていいよね、しかも京都市がコンソーシアムとか積極的にやるし、などと脱線(特に私立はという話だったが)。合同企画をやるにはやはり一定数の求職者と求人者があった方が良く、そのためには近隣と連携できた方がよい場合もあるので。

 
閑話休題(それはそれとして)、学内の就職支援企画について障害学生参加がしやすくなるようプログラムが組み直せそうで、それはうれしい話だった。WG参加者がみんなおもしろそうだなと感じているのが伝わってきたのもうれしい。

昨日午前も午後も共通話題として指摘されたこと。
大学等への入学とその支援についてはこのところブームのように盛り上がった。これからはよりいっそう出口のケアに向かう。ただし企業は、障害者枠だからどうという姿勢にはなくなってきている。学生個人の適性と能力と相性を見る。それに障害がくっついているなら、それはそれで受け入れますとの姿勢。もちろんこれはある程度経験豊富な企業について言いやすい話で、未だに障害者枠できゅうきゅうとする企業もあるだろうけど、上述の傾向はますます強くなってくると思われる。


これに対する本校の戦略は、一般学生の支援とあまり変わらない。キャリアガイダンスとしての自己認識の向上。表層的ではなく対社会的な見識を深める。そして企業側からは、有能な人材としての本学学生のことをもっとよく見てもらえるようにする。どの大学等も同じと思うが、まだ学内の障害学生について、求人側からは見えにくいのが現状。


といいつつ、この後者が難しいのだが。